ここは営舎だが、隊長をはじめ全員下層へ行っている。私は伝令としてここに残っているが、ここしばらく何の連絡もない。

この墓所は昔は竜の神殿として崇拝されていたらしい。　詳しいことを知りたければ、竜の伝説について調べている学者がいると聞いたことがあるので、探してみるがよいだろう。

魔物が現れるようになったのは、前王ランドルフ２世が復活したからだという話を聞いた。下層にいる兵士達は無事でいるのだろうか。

学者さんには会えたか？かつて聞いたことがあるのだが、回復の泉というものがここにはあって、なんでも、傷を癒してくれる効果があるらしいのだが。

アンデッドには、我らも非常に手を焼いている。なにしろ剣での攻撃がほとんど通用しないのだから。　今でも信じられない。

蜘蛛は光る物を好んでいると聞く。倒せば金貨や宝石が、手に入ることがあるらしいが。

想像以上に強力な魔物達の前に、鍛えぬかれた兵士達が、ほとんど死んでしまった。　下層に行った隊長の事が気掛かりだ。

私の部隊のエリック・ブレアはTHIEFのクラスで、宝を探すのを目的としてこの作戦に参加したということだ。会うことがあったら気をつけた方がいい。

心なしか、魔物が減ってきているように思えるが。隊長の武勇伝を早く聞きたいものだ。